『科学の技法』は、初年次ゼミナール理科で教科書として使われています。初版が2017年3月に発刊されてから、7年近く経過しました。このたび基礎編ではアクティブラーニング関連の内容の刷新、実践編では現在行われている授業の取材内容を加えて、第2版を出版する運びになりました。
初年次ゼミナール理科で行われてきた、様々なテーマの授業での教員と学生の取り組みが紹介されています。書店に並ぶのは3月後半になると思いますが、ぜひ手に取ってみてください!
EX部門ウェブサイトを公開しました。
EX部門の活動を知りたい場合は「活動を知る」、開講授業を知りたい場合は「授業で学ぶ」、授業の方法や実践などを知りたい場合は「授業を実践する」をご覧ください。
生成AI(ChatGPT, Bing AI, Bardなど)の利用が様々な場面で行われています。教養教育高度化機構Educational Transformation (EX)部門、GFD (グローバル・ファカルティ・ディベロップメント・イニシアチブ)では、教育・研究活動で生成AIを利用する教員や学生を対象とした教育・学習支援の在り方を検討しています。
そこで、教養学部所属あるいは教養学部の授業を担当されている先生方を対象に生成AIへの認識や利用状況の実態などを2024年2月上旬からウェブフォームを用いて調査しています。調査で得られた回答を教育・学習支援の検討に役立てたいと考えています。
調査結果については、本ウェブサイトなどで公表する予定です。
教養教育高度化機構EX部門では、授業でのアクティブラーニングの導入・実施を取り上げる「駒場アクティブラーニングワークショップ」を開催しています。
東京大学では「AIツールの授業における利用について」が公表されており、授業における生成AI利用の注意点がまとめられています。生成AIの授業での利活用は、こうした方針を踏まえながら行うことが求められます。昨年9月には、駒場アクティブラーニングワークショップ「アクティブラーニングで生成AIを活用する」を開催しました。
今回の駒場アクティブラーニングワークショップでも、引き続き生成AIの活用を取り上げます。ワークショップでは、2名の教員が活用事例を紹介します。また、アクティブラーニングの授業デザインや効果的な実施のポイントを踏まえ、参加者自身が生成AIの活用を検討し、ほかの参加者との意見交換を交えながら議論します。
昨年9月に参加された方も、今回初めての方もぜひご参加ください。
チラシPDFはこちら
※本ワークショップでは、アクティブラーニング手法については紹介しません。手法などについて知りたい方は、以下の情報をご覧ください。本シートは、授業デザインの考え方に基づいたポイントや、アクティブラーニングを導入する際のポイントについて、授業デザイン前・中・後、授業後のタイミングにわけて、質問に答える形式あるいはチェックリストの形式で確認できるようにいたしました。
PDFの形式ですが、入力できるように設定しており、印刷物だけでなくパソコン上でも使用いただける仕様になっています。
授業設計・運営の参考にしていただければと思います。
2020年度から2年間のオンライン授業でのアクティブラーニングについて、ウェブサイトやニュースレター、ワークショップなどで発信してきた内容を中心にまとめたものです。
第一部では、授業形態を問わず授業デザインの基本的な考え方や授業をアクティブにする授業デザイン、オンライン授業をアクティブにするポイント、オンライン授業でのTA(Teaching Assistant)を掲載しています。
第二部では、アクティブラーニング手法について、実際にオンライン授業で行う際の手順や注意点、実践した感想を掲載しています。
アクティブラーニングの手法の解説および実践紹介の冊子をダウンロードいただけます。
アクティブラーニング手法を紹介しています。
初版
第2版