教養教育高度化機構EX部門では、授業でのアクティブラーニングの導入・実施を取り上げる「駒場アクティブラーニングワークショップ」を開催しています。
2023年度の開催では、授業での学習を深める生成AIの活用について検討・議論を行いました。今回の駒場アクティブラーニングワークショップでも、引き続き生成AIの活用を取り上げます。
ワークショップでは、授業での生成AIの活用について、講師自身の取り組み、とくに昨年度の実践を踏まえて改善した今年度の実践、学習活動をデザインする際の注意点・課題を共有します。さらに、生成AIを活用する際の学習活動や教材(ワークシートなど)のデザインについて参加者考えるワークを行い、参加者どうしで共有・議論します。
昨年度のワークショップに参加された方も、今回初めての方もぜひご参加ください。
チラシPDFはこちら。
※本ワークショップでは、アクティブラーニング手法については紹介しません。手法などについて知りたい方は、以下の情報をご覧ください。
2024年9月13日(金)13:30〜16:30
駒場Iキャンパス 17号館 2階 KALS
会場へのアクセスはこちらのページよりご確認ください。
東京大学所属の教員
20名 ※定員を超える応募があった場合は、抽選となります。
無料
司会・進行:中澤明子(EX部門 特任准教授)、中村長史(EX部門 特任講師)
※参加者数などによりプログラムに変更が生じる可能性がございます。
以下のフォームより必要事項を入力の上、ご登録ください。
https://forms.gle/JqcLBRdZQqmgWVK8A
2024年9月1日(日)23:59
教養教育高度化機構 EX部門アクティブラーニングチーム(担当:中澤・中村)
dalt[at]kals.c.u-tokyo.ac.jp ※[at]を@に書き換えて送信してください
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属教養教育高度化機構 EX部門
教養教育高度化機構EX部門では、東大で授業を担当されている先生方を対象に駒場アクティブラーニングワークショップ「アクティブラーニングで生成AIを活用する:事例の共有と検討」を開催しました。当日は、19名の方が参加されました。その様子をご報告します。
東京大学では「AIツールの授業における利用について」が公表されており、授業における生成AI利用の注意点がまとめられています。生成AIの授業での利活用は、こうした方針を踏まえながら行うことが求められます。昨年9月には、駒場アクティブラーニングワークショップ「アクティブラーニングで生成AIを活用する」を開催しました。
今回の駒場アクティブラーニングワークショップでも、引き続き生成AIの活用を取り上げました。活用事例の共有や、アクティブラーニングの授業デザインや効果的な実施のポイントを踏まえ、参加者自身が生成AIの活用を検討し、ほかの参加者との意見交換を交えながら議論することを目的としました。
ワークショップの趣旨説明を行った後、自己紹介と導入ワークを行いました。導入のワークでは、差参加者はワークショップへの参加動機を生成AIに尋ね、得られた回答に賛成/反対なのかや感想を考えてもらい、グループで共有しました。その後、ミニレクチャとしてアクティブラーニングの定義やアクティブラーニングで生成AIを活用する際のポイント、活用事例を講師の中澤が説明しました。説明の最後に導入ワークは紹介した活用事例の活動であったことを述べ、参加者は活用事例の学習活動を体験して感じた良かった点や課題をグループで議論しました。
ディスカッション後は、中村長史特任講師、岡田晃枝特任准教授から、授業での活用事例を紹介していただきました。岡田先生は初年次ゼミナール文科での活用、中村先生は全学自由研究ゼミナールでの活用を説明しました。
休憩を挟んだ後半は、授業デザインワークを行いました。授業デザインの流れを確認したうえで、参加者自身の授業目的・学習目標を思い出してもらい、授業をアクティブにする方法やアクティブにするために生成AIを使えそうか、どのように使うかを参加者が考えました。個人で考えた後、参加者は考えた内容をグループで共有しました。
最後に、教える方法は学習目標に到達するための手段であり、生成AIも手段に過ぎないことや、生成AIの利用が始まっているからこそ「人間ChatGPT」、つまり他者に問うことや対話することの意義が見直されることを説明しました。そして、ワークショップのふり返りとして新たに出てきた疑問・知りたいことを付箋に書き出してグループで共有し、ワークショップを終えました。
ワークショップ後のアンケート(17名が回答)では、「本ワークショップで学んだことを自分の授業準備・実施で活用できると思う」という質問に対して、まったく当てはまらない〜かなり当てはまるの5件法で尋ねたところ、17名中11名がかなり当てはまる、6名がまあまあ当てはまると回答しました。 一方、ワークショップで改善したほうがよい点については、時間配分や、具体的な生成AIの活用に関するワークの要望が挙げられました。今後もワークショップの開催やウェブサイトなどを通じて、アクティブラーニング、生成AIの活用について先生方に有用な情報を提供していければと思います。
教養教育高度化機構 EX部門アクティブラーニングチーム(担当:中澤・中村) dalt[at]kals.c.u-tokyo.ac.jp ※[at]を@に書き換えて送信してください
教養教育高度化機構EX部門では、授業でのアクティブラーニングの導入・実施を取り上げる「駒場アクティブラーニングワークショップ」を開催しています。
東京大学では「AIツールの授業における利用について」が公表されており、授業における生成AI利用の注意点がまとめられています。生成AIの授業での利活用は、こうした方針を踏まえながら行うことが求められます。昨年9月には、駒場アクティブラーニングワークショップ「アクティブラーニングで生成AIを活用する」を開催しました。
今回の駒場アクティブラーニングワークショップでも、引き続き生成AIの活用を取り上げます。ワークショップでは、2名の教員が活用事例を紹介します。また、アクティブラーニングの授業デザインや効果的な実施のポイントを踏まえ、参加者自身が生成AIの活用を検討し、ほかの参加者との意見交換を交えながら議論します。
昨年9月に参加された方も、今回初めての方もぜひご参加ください。
チラシPDFはこちら
※本ワークショップでは、アクティブラーニング手法については紹介しません。手法などについて知りたい方は、以下の情報をご覧ください。教養教育高度化機構EX部門では、東大で授業を担当されている先生方を対象に駒場アクティブラーニングワークショップ「アクティブラーニングで生成AIを活用する」を開催しました。当日は、14名の方が参加されました。その様子をご報告します。