東京大学大学院総合文化研究科・
教養学部附属教養教育高度化機構アクティブラーニング部門では、
標題の講座を以下のとおり開催いたします。
模擬国連
では、一人一人が米国政府代表や中国政府代表などの担当国になりきって国際問題について話し合います。立場を固定されている点ではディベートと同様です。しかし、 相手を論破することで勝利を目指すディベートと異なり、模擬国連では合意形成が目的であるため、多様な利害・価値観に配慮することの重要性を理解するのに適したアクティブラーニングの手法といえます。この模擬国連の授業への導入について、東京大学教養学部での試行錯誤(https://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/classes/class-report/mun_semi_2020s_teacher-2/)
を踏まえ、参加者とともに検討する「模擬国連ワークショップ」
を開きます。2020年3月の第1回(
http://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/mun_ws_2020_03_06_report/)、2020年9月の第2回(
https://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/event/event-report/mun_ws2/)に続き、3回目の開催となりますが、今回
は高校の授業への模擬国連導入事例や模擬国連以外のロールプレイ手法導入事例についても、ご紹介いたします。
1.日時
2021年9月12日(日)14時~17時
2.場所
ZOOM (URLはお申し込み者にお伝えします)
3.対象者
大学教職員、高等学校教職員、中学校教職員、学生、
一般の方など
[定員50名]
4.参加費
無料
5.プログラム
【本ワークショップの目的・到達目標】
学習者の学びを促すための模擬国連等の授業への効果的導入法について
学び、自身の授業や学習にとりいれる
・ 模擬国連の教育手法としての特徴を説明できるようになる
(
セッション1に相当)
・ 模擬国連の実施の手順を説明できるようになる
(
セッション1に相当)
・ 他のロールプレイの教育手法としての特徴を説明できるようになる(
セッション2に相当)
・ 他のロールプレイの実施の手順を説明できるようになる
(
セッション2に相当)
【本ワークショップのスケジュール】
14:00~14:10 趣旨説明
14:10~15:30 セッション1「模擬国連導入事例から学ぶ」
15:40~16:50 セッション2「ロールプレイ導入事例から学ぶ」
16:50~17:00 まとめ
6.登壇者
中村長史(東京大学大学院総合文化研究科特任助教)
学生時代に模擬国連を経験し、現在は模擬国連を大学の授業に導入している立場からお話します
小山淑子(東洋大学国際学部准教授)
国連職員として勤務した後、
現在はロールプレイを導入した授業を実施している立場からお話します
室田大樹(青山学院高等部教諭)
学生時代に模擬国連を経験し、現在は模擬国連を高校の授業に導入している立場からお話します
7.お申し込み
https://forms.gle/T28FNETBpXf72M4L6
お問合せ先
教養教育高度化機構 アクティブラーニング部門(担当:中村長史)
kals[at]
kals.c.u-tokyo.ac.jp