東京大学大学院総合文化研究科・
教養学部附属教養教育高度化機構アクティブラーニング部門では、
標題の講座を以下のとおり開催いたします。
模擬国連
では、一人一人が米国政府代表や中国政府代表などの担当国になりきって国際問題について話し合います。立場を固定されている点ではディベートと同様です。しかし、 相手を論破することで勝利を目指すディベートと異なり、模擬国連では合意形成が目的であるため、多様な利害・価値観に配慮することの重要性を理解するのに適したアクティブラーニングの手法といえます。この模擬国連の授業への導入について、東京大学教養学部での試行錯誤(https://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/classes/class-report/mun_semi_2019a_teacher/l)
を踏まえ、授業担当者・履修者、
そして現役国連職員とともに検討する「模擬国連ワークショップ」
を開くことになりました。
1.日時
2020年3月6日(金)14時~17時
2.場所
東京大学駒場Iキャンパス 17号館2階 KALS
http://www.kals.c.u-tokyo.ac.jp/access.html
3.対象者
大学教職員、高等学校教職員、中学校教職員、学生、
一般の方など
[定員20名]
4.参加費
無料
5.プログラム
【本ワークショップの目的・到達目標】
学習者の学びを促すための模擬国連の授業への効果的導入について
学ぶ
・ 模擬国連の教育手法としての特徴を説明できるようになる
(
セッション1に相当)
・ 模擬国連の実施の手順を説明できるようになる
(
セッション2に相当)
・ 模擬国連で学んだことの社会での活用例を説明できるようになる
(
セッション3に相当)
【本ワークショップのスケジュール】
14:00~14:10 趣旨説明
14:10~14:55 セッション1「模擬国連のできること・できないこと」
15:00~15:40 セッション2「模擬国連のミニ体験」
15:50~16:50 セッション3「社会で役立つ模擬国連」
16:50~17:00 まとめ
6.登壇者
中村長史(東京大学大学院総合文化研究科 特任助教)
模擬国連を導入した授業の実施者として、その意義や注意点、
工夫のしどころ等についてお話します
高橋尚子(国際連合政務・平和構築局 政務官)
学生時代に模擬国連を経験し、
現在は実際の国連会議に関わっている立場からお話します
北村優成、高園遼太郎、高羽珠理(東京大学教養学部生)
模擬国連を導入した授業の受講者の立場からお話します
7.お申し込み
https://forms.gle/wELTAWXwqaNdhv8C6
8.チラシ
告知用のチラシが下記よりダウンロード可能です。
https://www.dropbox.com/s/38gmu555a8a7txk/MUN_WS1%286%20Mar%202020%29_poster.pdf?dl=0
お知り合いの方々への拡散にご協力いただければ幸いです。
お問合せ先
教養教育高度化機構 アクティブラーニング部門(担当:中村長史)
kals[at]
kals.c.u-tokyo.ac.jp