EX部門では、生成AIやメタバース・VRといった先端技術の教育活用について検討しています。その参考とするため、2月18日に北海道大学の高等教育研修センター、オープンエデュケーションセンター、360度VRシアターを、2月19日に北海道医療大学の情報センターを訪問しました。
北海道大学の高等教育研修センターでは、AI関連のトピックを扱うFDについてのお話や初年次における少人数ゼミナール形式授業、学習相談体制についてのお話を伺いました。
北海道大学オープンエデュケーションセンターでは、教職員のニーズに応じたオープン教材の共同開発などについてご説明いただき、映像教材の撮影環境・機材についても紹介していただきました。
北海道大学360度VRシアターではVRシアターを活用した研究や教育活動についてご紹介いただき、実際の映像教材も体験させていただきました。
北海道医療大学情報センターでは授業動画をAIに処理させて、学生の事前・事後学習に役立てる活動や、学生のレポート執筆にAIを活用させる取り組みについてご紹介いただきました。
今回の訪問では訪問先の先生方と多くの意見を交わし、認識や理解を共有することができました。また、先端技術の有効的な活用方法についてご紹介いただき、そのために必要な人材や機材の実際など、非常に参考となるお話を聞くことができました。訪問先の先生方につきましては、お忙しい中、ご対応くださり誠にありがとうございました。
EX部門では、メタバースやVR技術を教養教育に活用することを検討しています。その参考として、2月6日に東京大学本郷キャンパスのバーチャルリアリティ教育研究センターを訪問しました。
VR教育研究センターの事業について、授業でメタバースを活用する際のメリットや、対面授業との比較、実際に利用する上での具体的な問題点などを紹介いただきました。
体験型の学習を行う上でVRを活用した教材が有用的であることや、アバターを活用することで対面とは異なる教育効果を狙えることなど、非常に参考となるお話を伺うことができました。バーチャルリアリティ教育研究センターの先生方につきましては、お忙しい中、ご対応くださり誠にありがとうございました。
EX部門では、生成AIのような先端技術を教育に活用することを検討しています。その参考とするため、1月7日に東洋大学情報連携学部を訪問しました。
東洋大学情報連携学部で行われているカリキュラムの特徴や、IoT、生成AIの利用の実際についてご紹介いただきました。
生成AIを教育活用する実例をご紹介いただき、当部門の今後の取り組みに参考となる情報を得ることができました。東洋大学の先生方につきましては、お忙しい中、ご対応くださり誠にありがとうございました。
教養教育高度化機構EX部門では、11月20日・12月4日に東京大学の教職員・学生を対象としたEXセミナーを開催いたします。
以下のとおり、AIの教育利用について2名の講師の方にお話しいただきます。
ご都合つく方はぜひご参加いただけますと幸いです。
なお、本セミナーは、全学自由研究ゼミナール/高度教養特殊演習「AI社会を生き抜くための教育・学習を考える」第7回・第8回授業を学内に限り聴講可能とするものです。質疑応答などにおいては履修生優先となる旨を予めご了承ください。
■第1回EXセミナー(11月20日(水)5限 17:05-18:35)
講師:讃井康智 氏(ライフイズテック株式会社 取締役 CEAIO)
タイトル:生成AIの教育利用の現状と課題〜AIネイティブ世代の可能性を引き出す教育とは〜
場所:駒場Iキャンパス17号館 2階 KALS(駒場アクティブラーニングスタジオ)
お申込み:https://forms.gle/ir9MeutkW7YLs3BW7
■第2回EXセミナー(12月4日(水)5限 17:05-18:35)
講師:田中冴 氏(東京大学大学院 学際情報学府 博士課程1年)
タイトル:人間の学びの道具としてAIを利用するー学習支援システム開発研究の視点から
場所:駒場Iキャンパス17号館 2階 KALS(駒場アクティブラーニングスタジオ)
お申込み:https://forms.gle/kjqhPnivz52CsCdW9
■主催・お問い合わせ
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属教養教育高度化機構 EX部門
担当:中澤(dalt[at]kals.c.u-tokyo.ac.jp [at]を@に変更してお送りください)
EX部門では、生成AIやメタバース・VRといった先端技術の教育活用について検討しています。その参考とするため、今年度は取り組みを行っている大学を訪問し、情報収集・意見交換を行っています。またEX部門に関連する取り組みについても併せて情報収集を行っています。
9月11日に、大阪大学全学教育推進機構、関西大学教育推進部、関西大学国際部を訪問しました。
大阪大学全学教育推進機構では、生成AIの教育活用に関する大阪大学の取り組みについてお話を伺いました。また、EX部門に関連する取り組みとして、初年次少人数セミナー型導入科目「学問への扉」についてもお話を伺いました。関西大学教育推進部では、ラーニング・コモンズやライティング・ラボの取り組みについての意見交換・見学を行いました。関西大学国際部では、教育DXの取り組みやメタバース・VRを活用した教育実践についてお話を伺いました。
今回の訪問では、共通する課題・困難があることがわかったことに加え、EX部門の今後の取り組みについて参考となる情報を得られました。訪問先の先生方につきましては、お忙しい中、ご対応くださり誠にありがとうございました。