教養教育高度化機構EX部門では、11月20日・12月4日に東京大学の教職員・学生を対象としたEXセミナーを開催いたします。
以下のとおり、AIの教育利用について2名の講師の方にお話しいただきます。
ご都合つく方はぜひご参加いただけますと幸いです。
なお、本セミナーは、全学自由研究ゼミナール/高度教養特殊演習「AI社会を生き抜くための教育・学習を考える」第7回・第8回授業を学内に限り聴講可能とするものです。質疑応答などにおいては履修生優先となる旨を予めご了承ください。
■第1回EXセミナー(11月20日(水)5限 17:05-18:35)
講師:讃井康智 氏(ライフイズテック株式会社 取締役 CEAIO)
タイトル:生成AIの教育利用の現状と課題〜AIネイティブ世代の可能性を引き出す教育とは〜
場所:駒場Iキャンパス17号館 2階 KALS(駒場アクティブラーニングスタジオ)
お申込み:https://forms.gle/ir9MeutkW7YLs3BW7
■第2回EXセミナー(12月4日(水)5限 17:05-18:35)
講師:田中冴 氏(東京大学大学院 学際情報学府 博士課程1年)
タイトル:人間の学びの道具としてAIを利用するー学習支援システム開発研究の視点から
場所:駒場Iキャンパス17号館 2階 KALS(駒場アクティブラーニングスタジオ)
お申込み:https://forms.gle/kjqhPnivz52CsCdW9
■主催・お問い合わせ
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属教養教育高度化機構 EX部門
担当:中澤(dalt[at]kals.c.u-tokyo.ac.jp [at]を@に変更してお送りください)
EX部門では、生成AIやメタバース・VRといった先端技術の教育活用について検討しています。その参考とするため、今年度は取り組みを行っている大学を訪問し、情報収集・意見交換を行っています。またEX部門に関連する取り組みについても併せて情報収集を行っています。
9月11日に、大阪大学全学教育推進機構、関西大学教育推進部、関西大学国際部を訪問しました。
大阪大学全学教育推進機構では、生成AIの教育活用に関する大阪大学の取り組みについてお話を伺いました。また、EX部門に関連する取り組みとして、初年次少人数セミナー型導入科目「学問への扉」についてもお話を伺いました。関西大学教育推進部では、ラーニング・コモンズやライティング・ラボの取り組みについての意見交換・見学を行いました。関西大学国際部では、教育DXの取り組みやメタバース・VRを活用した教育実践についてお話を伺いました。
今回の訪問では、共通する課題・困難があることがわかったことに加え、EX部門の今後の取り組みについて参考となる情報を得られました。訪問先の先生方につきましては、お忙しい中、ご対応くださり誠にありがとうございました。
生成AI(ChatGPT, Bing AI, Bardなど)の利用が様々な場面で行われています。教養教育高度化機構Educational Transformation (EX)部門、GFD (グローバル・ファカルティ・ディベロップメント・イニシアチブ)では、教育・研究活動で生成AIを利用する教員や学生を対象とした教育・学習支援の在り方を検討しています。
そこで、教養学部所属あるいは教養学部の授業を担当されている先生方を対象に生成AIへの認識や利用状況の実態などを2024年2月上旬からウェブフォームを用いて調査しています。調査で得られた回答を教育・学習支援の検討に役立てたいと考えています。
調査結果については、本ウェブサイトなどで公表する予定です。