中央アジア散歩
学校は公共施設の中でも大きな割合を占める身近な施設であるとともに、次世代を担う子どもたちの学習・生活の場でもあることから、そのエコ化を全国的に進めることにより、広く社会への波及効果が期待できます。本講義では、小・中・高等学校や大学などの学校施設のエコ化をどのように進めていくかについて、国や地方公共団体、大学等の取組を紹介しながら、皆様と議論をしたいと考えています。2002年に入省後、学校安全や耐震化、教科書検定・採択、国立大学施設の中長期計画の策定などの業務に携わる。2011年4月より現職で、学校施設のエコスクール化などを担当。 一級建築士。
今日、都市人口の増加とそれに伴う都市の貧困化は、世界規模で展開しています。われわれが住んでいる都市環境を持続させるためにはどうすればよいのか、本講義を通して考えていきましょう。1966年、東京生まれ。 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程(建築意匠)修了。博士(工学)。 専門は、建築設計学:都市建築意匠論・都市建築空間史・図学史。 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻客員研究員を経て、現在、東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻広域システム科学系情報図形科学部会(図形科学Iおよび図形科学IIを担当)。青山学院大学理工学部、芝浦工業大学工学部、東京電機大学理工学部、東京家政大学家政学部、日本大学生産工学部、国士舘大学21世紀アジア学部、国立東京工業高等専門学校情報工学科、兼任講師。 大学共同利用期間法人人間文化研究機構総合地球環境学研究所研究メンバー。
Urban designs which are caring the environment and historical scenery have become more successful in Europe than in Japan, so I would like to compare these several countries in Europe with Japan, and see the circumstances of the cities in the Netherlands, confirming whether the theories I’ve learned can be applied to the real issues in cities.
(Report by Ikeda)
21KOMCEE(理想の教育棟)建設プロジェクトは、東京大学の先生方や職員の皆さん、そして私たち設計者を含め、多くの関係者による協働作業として進められました。21KOMCEE(理想の教育棟)の建築設計にあたっては、「アクティブ・ラーニング」「周辺環境との共存」「ゼロ・エネルギー・ビル」の3つをコンセプトとし、理想の教養教育の場にふさわしい空間デザインと環境技術のあり方を追求してきました。 ゼミ当日は、21KOMCEE(理想の教育棟)建設プロジェクトにおける思考と実現の軌跡を紹介し、それらを通して、人、環境、建築・都市計画の調和のあり方について、その一端をお話できればと思います。現代社会は、地球環境危機と循環型社会への転換、災害への備え、経済危機への対応等、多くの課題を抱えています。建築・環境分野のみならず、あらゆる仕事において、これらの社会的課題に真摯に向き合い、答えを出していくことが求められます。そのためには、自然の摂理に学ぶこと、歴史や先人の経験に学ぶこと、そうした学び続ける姿勢がとても大事なのではないかと感じています。 皆さんとお会いできることを楽しみにしています! 1962年 京都生まれ 1985年 東京芸術大学美術学部建築科卒業 1985年~類設計室、現在、東京設計室ディレクター
地球の持続性を確保するためには、省エネルギーが不可欠です。 本講義では、大学における省エネルギーの試みを幅広く紹介します。1975年 東京大学工学部土木工学科卒 1981年 工学博士(東京大学) 1983年 横浜国立大学工学部土木工学科助教授 1992年 東京大学工学部土木工学科教授 1999年 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻教授 2006年から東京大学大学院新領域創成科学研究科社会文化環境学専攻教授として現在に至る 2009年4月から2011年3月まで副学長
(教養教育高度化機構 林)
(教養教育高度化機構 林)
- 滞在型の学習空間を実現するために、学生の利用率が高いコミュニケーション・プラザとの空間的な連続性、意匠的な一体感を確保しています。
- キャンパスの景観を保全するために、低層建物としています。
- 省エネルギー・環境安全管理・緑化や樹木保存を含め、環境と安全に配慮します。
- キャンパス計画の軸線(道路軸)に従って配置しています。
- 容積率を確保するために、積極的に地下を利用しています。
- 最先端の教養教育を体現する先進的施設とします。
(教養教育高度化機構 林)
(教養教育高度化機構 林)
皆様こんにちは。
「中央アジア散歩」ゼミでは14日からのウズベキスタンでの現地研修を前に、一部のメンバーでオプショナルツアーを敢行中です。この旅程では、14日からの研修では行く機会の得られなかったヒヴァ・ブハラを訪ねることになっており、10日現在、誰もけがなどに苛まれることなく予定をこなしています。我々一同は9日にタシケントに入り、今日10日に国内線を利用してヒヴァ入りを果たしました。 ヒヴァはウズベキスタン西部に位置する古都であり、二重の防壁に囲まれたイチャン・カラと呼ばれる内城には宮殿やモスク、メドレセ(イスラームの神学校)などが多く立ち並んでいます。非常に狭い内城に中世の色をそのままとどめていることが評価され、「博物館都市」に指定されたほか、世界遺産にも登録されています。 今日は着いたばかりであまり多くの場所を廻ることはかないませんでした。しかしながら、先ほど述べたようにイチャン・カラ自体の面積は小さいため、少し城内を散策するだけでヒヴァがどのような空気を持つ場所なのかは理解できます。 イチャン・カラには今でもはっきりと立派な城壁が聳え立っており、かつての威光そのままに訪れる人を圧倒しています。城壁の内部は年季の入った土造りの建物が所狭しと重なるように建っており、路地を歩くとところどころで不意に荘厳なメドレセに出くわします。二本のミナレットが空を削るかのように高く聳え立っており、城内の至る所からその姿を拝むことができます。城内には時折鶏や犬の鳴き声が響き、観光客がさほど多くないことも相まって書き表せない空気を醸し出し、タイムスリップでもしたかのような気持ちにさせてくれる素敵な街です。夕方には熱さを嫌って外出を控えていた人達も次第に街に繰り出し始め、子供たちが畏れ多くも世界遺産の壁をゴールにサッカーをしています。 明日は城内を隈なくめぐり、報告をしたいと考えています。ネット環境は充実しておらず、定期的な報告ができるかは甚だ疑問ではありますが、可能な限り更新を続ける予定です。ではまた明日このブログでお会いしましょう。 文責:文科二類 藻谷(教養教育高度化機構 坂口)
春休みに、1週間程度オランダへのフィールドワークを予定しています。 随行人数については人数制限をする可能性があります。参加者全体に対する人数制限は特に設けません。 参加者はゼミナールで得た知見を授業のウェブサイトや駒場祭での展示などを通じてプレゼンテーションすることが求められます。授業時間外の作業も必要になります。
Fieldwork in the Netherlands for about a week is planned when this semester is over. There might be limitation of numbers for this fieldwork but not for the seminar itself.Students are required to give presentations about what you’ve learned through the seminar. For your presentation, our website or KOMABA Festival will offer the opportunities.
サステイナビリティは特定の組織や大学のみの努力で達成できるものではありません。IR3Sは国内外の複数の大学の研究拠点や協力機関により構成されています。機構長は東京大学総長です。設立の経緯に関しては『サステイナビリティ学への挑戦』をご覧下さい。 |
IR3Sの一員である、東京大学におけるサステイナビリティ研究拠点がTIGSです。 |
「人間地球圏の存続を求める大学間国際学術協力 東京大学AGS推進室」は、東京大学と海外の大学の研究拠点をむすぶ国際連携活動の中心組織です。 |
AGSから派生し、学生の教育プログラムとして東大が中心となって続けている国際交流活動です。 |
環境三四郎では、例年前期学部生向けの主題科目講義(テーマ講義)である「環境の世紀」を企画しています。最新の情報に関しましては環境三四郎のウェブサイトをご覧下さい。 |
(教養教育高度化機構 坂口)
(教養教育高度化機構 坂口)