明日、明後日に入試を控え、
東大には前日の下見に訪れる受験生がちらほら。
建設中の謎の建物を見上げて首をかしげている高校生もいましたが、
今年入学する新入生は、この理想の教育棟で講義を受けるかもしれないんですね。
そう思うと、少しだけ実感が湧いてきます。
そんな理想の教育棟の公式サイトですが、そろそろ公開間近とのこと。
半年前から準備してきましたので、いよいよか、と私たちもわくわくしています。
公開された暁には、是非ZEBのページをご一読くださいね。
このブログで伝えきれない様々な技術を、1ページにまとめて紹介しています。
もちろん、公式サイトが公開されたらこのブログでも告知致しますので、
そのときは、よろしくお願いします。
(文・漆原)
駒場はただいま冬学期の試験期間。
ちょうど昨日、自分が受けるべき試験がすべて終了してほっとしている野崎です。
さて、漆原さんの記事にもありましたが、理想の教育棟の工事現場を見学させていただきました!
貴重な写真もたくさん撮らせていただいたので、何枚かご紹介しようと思います。
こちらは、事務所で見せていただいた三層ガラスです。
中は真空になっていて、とても重く、普通のガラスよりもずっと高価なものだそうです。
この厚みで断熱効果を高めるわけですね!
続いて、節電効果が高いと言われるLED照明です。
理想の教育棟の照明はすべてこれと同様のLED照明が使用されます。
こちらは太陽光発電パネルです!
これが理想の教育棟屋上に設置されることになります。
こちらは工事中の天井です。
見えづらいかもしれませんが、手前から奥へ縦にはめ込まれているのがLED照明で、
横長にはめ込まれている穴の開いた板が、放射冷暖房システムの金属パネルです。
このパネルを、地下水の熱を利用して適切な温度に保つことで、空調を調節するんですね。
最後にこちらが、窓に取り付けられた可動式ルーバーです。
右側に閉じた状態のルーバーが何枚かあり、
左側のルーバーは回転して開いているのが分かるでしょうか?
このルーバーの開閉によって、取り入れる太陽光の量を調節できるのです。
私は今日、実際に目の前で動くのを見ることができて感激でした!
このような最新の設備が整った理想の教育棟、完成がますます楽しみになりました。
そしてもうひとつ印象的だったのが、現場でたくさんの方々が作業されていたこと。
大勢の人が関わって、この理想の教育棟はつくられていくのだなあと実感しました。
現場に入らせていただく貴重な機会をいただけて、感謝感謝です!
(文・野崎)
気づけばもう2月。
東大は試験期間を迎え、皆教科書片手にバタバタしています。
寒さも一向に和らぐ気配はありませんが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日は建設中の理想の教育等の内部を拝見してきました!
まず圧倒されるのはそのスケール感。
とにかく、廊下が広い! とても過ごしやすそうな空間です。
そして、様々な箇所に見えるZEBにの技術。
天井にパイプが走る中、間に見える放射冷暖房のための放射パネル。
窓に取り付けられた、近未来的な可動式ルーバー。
まさに完成しつつある理想の教育棟の姿に、少し感動してしまいました。
今までは文字で読み、写真で理解しただけのZEB技術ですが、実際に目にすると予想以上のインパクトがあります。
ルーバーが動く様子は外からも眺められたのですが、これを初めて見た人はみんな驚くでしょう。
理想の教育棟、ますます完成が楽しみになってきました。
駒場の皆さんは、是非ご期待下さい。
(文・漆原)