2025年度Sセメスターに開講した全学自由研究ゼミナール/高度教養特殊演習「オープン教材をつくろう!」で学生が作成した教材の公開第2弾です。
授業での講義や議論、調べた内容に基づいて、学生なりにオープンエデュケーションについてまとめた教材です。至らぬ点もあるかと思いますが、ぜひご覧いただき、またご自身のオープンエデュケーションに関する学習に役立てていただけますと幸いです。
大山晃誠さん、S・Yさん、平野瑞己さんが作成した教材です。
オープン教材(Open Educational Resources)では、教材を再編集・再配布することが許可されています。その特性を受けて作成された教材です。オープン教材の定義に加えて、教材を再編集・再配布する際の注意点についても学べる実践的な教材になっています。作成者である学生たちの授業に対する感想を紹介します。
ガニェの9教授事象等に基づいて学習者が段階的に学べるよう工夫しました。著作権周りの作業が複雑で苦労しました。(大山晃誠さん)
教材づくりのメソッドから公開する際の著作権まわりの話までオープン教材について包括的に学べる授業であり、授業が進むごとにオープン教材に対する印象が次々と変わっていきました。その学びをオープン教材づくりに活かすことで、座学的で受動的な理解にとどまらず、言われた理論を実践で納得することができました。この教材は本にはなく(一部の)オープン教材にある特徴である改変にフォーカスしているので、学習者の皆さんもぜひ実際に改変を行うことで理論を実感してみてください。(S・Yさん)
この授業での一番の学びは、やはりオープン・エデュケーションやその取り組みのカタチの一つであるオープン教材が秘めている可能性に気づくことができたことにあるでしょう。教材づくりの成果が、その有意義な取り組みにささやかながら一臂の力を添えるようなものになっていれば幸いです。(平野瑞己さん)
教材は以下よりご覧ください。
オープン教材を育てよう!-再編集と再配布の手引き- © 2025 by 大山晃誠, S・Y, 平野瑞己 is licensed under CC BY-NC-SA 4.0