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以下は、全学自由研究ゼミナール「学生がつくる大学の授業」のTAによる感想です。授業の概要の詳細はこちらをご覧ください。
第7回以降の授業では、受講生が2つのグループ(理系チーム、文系チーム)に分かれて、反転授業の制作と実施の準備に取り掛かります。さまざまな授業展開が考えられそうな内容ですので、どんな反転授業ができるのかがとても楽しみです!
今回の反転授業の作成・実施に臨むにあたり、ある学生は、30分の授業のたった1つの平衡反応を理解するために、何時間もその内容を勉強したとのことでした。その学生は「対面授業で学生のリアクションに対して正しく返答できないと学生の授業の満足度が下がってしまう。したがって、1のことを教えるためにはその背景に潜む10のことを知っておく必要がある」と言っていました。理系チームにいた学生は皆同様のことを実感してくれた様子で、こういった反転授業の制作とブラッシュアップのプロセスを通じて、1つの授業をつくることの難しさ・大変さを痛感していたようです。
さて、いよいよ第11回・第12回は反転授業の実施です。学生のみなさんはさまざまな不安を抱えている様子でしたが、ぜひとも楽しんで当日の対面授業に取り組んでもらえたらと思います!ここまで準備してきた学生の努力が実を結ぶように祈っています。
(薬学系研究科博士課程 木崎速人)
全学自由研究ゼミナール「学生がつくる大学の授業」の概要はこちらをご覧ください。
以下は、全学自由研究ゼミナール「学生がつくる大学の授業」のTAによる感想です。授業の概要の詳細はこちらをご覧ください。
「学生がつくる大学の授業―反転授業をデザインしよう!」は、東京大学教養学部所属の学部1・2年生向けに開講されている授業です。この授業は、参加した学生が自ら反転授業を作成・実施することを大きな目的としています。どのように授業が展開していくのかにワクワクしながら、私は TA としてこの授業に参加しました。今回集まった6名の学生は、教員・TAの助けを借りながら、実際に反転授業をデザインし、実施することを目指します。


授業分析のワークに取り組む学生(左)グループワークに取り組む学生(右)
次回の授業からは、実際に学生が作成する反転授業のコンテンツを2名の先生に提供していただき、これらのコンテンツを使った反転授業を2グループにわかれて作成します。学生は皆個性あふれるメンバーなので、どんな授業ができるのか今から楽しみです。そして、この反転授業の作成を通じて、学生がどのように成長していくのか、TAの立場から見守っていきたいと思います。 (薬学系研究科博士課程 木崎速人)全学自由研究ゼミナール「学生がつくる大学の授業」の概要はこちらをご覧ください。