食ゼミ鍋パーティー&お雑煮レポート
投稿日:2011年1月10日
あけましておめでとうございます! \(^^)/
そしてお久しぶりです、野崎です。
今日は、まず12月21日に食ゼミ関係者+αで開催した鍋パの写真から!
タラとホタテ、それから白菜、舞茸などの入ったお鍋を、担当教官の渡辺先生、岡田先生、私たち食ゼミ生6人、それから留学生の男の子やチーム形成部門の畠山先生も加わって、総勢10人でおいしくいただきました!(下の写真は私が撮ったので私は入っていません・・・)
さて、この鍋パーティーの際に先生から私たちに宿題が出ました。それは、各家庭のお雑煮をレポートせよというものです!
ということで、すでに寺井くんもブログを更新していましたが私もお雑煮レポートをしたいと思います。
私の実家は雪深い新潟県長岡市にあります。
新潟県のお雑煮は醤油仕立てで、お餅は四角、鶏肉、人参、大根、里芋、ゴボウ、油揚げが入り、仕上げに小松菜などの菜っぱを入れます。私の家では入れませんが、贅沢に鮭とイクラを入れるところも多いようです。
某SNSにこの写真をアップしたところ、別の地域の友達から「自分のところと全然違う!」とコメントがあり、こんなに具だくさんなのは新潟県くらいだと初めて知って驚きました(^^;)
地域によって全然違うお雑煮を食べているなんておもしろいですね!ほかの食ゼミ生のお雑煮も気になるところです・・・!
それでは、皆さん今年もどうぞよろしくお願いします m(_ _)m
(文・写真:文三1年 野崎怜香)
こんにちは、食ゼミの寺井です。あけましておめでとうございます。2011年もよろしくおねがいします。
とりあえず、この食ゼミの目標であるパンフレットの下書きの期限がもうすぐなので、相当あせってます;;
新年第一弾のブログは、我が家のおせちといきたいところだったのですが、色々いそがしくて今年はおせちにありつけませんでした。なので、お雑煮をとりあえず紹介します。僕の実家は兵庫県神戸市なので、かつおだしに塩と醤油を加え味を整えたシンプルなものです。お雑煮は地方によって様々な味つけがあるようで、おすましの所もあれば、白みその所もあるようです。また、いれるお餅もあんこが付いた甘いお餅を使う地方があったりするので、本当におもしろいです。色々試してみたいですね。でも、やはり小さい頃から食べ慣れているので、このシンプルな味付けが自分の口には合うき気がします。ちなみに、具もシンプルに大根、人参、そして食べる直前に水菜をいれます。シンプルだけど、色合いも綺麗だし、あっさりと食べられます。また、あえて煮込まず、食べる直前に水菜を入れることで、シャキシャキとした食感も楽しめます。
食ゼミ生の仲間がどんなお雑煮を実家で食べるのか凄く気になります(笑)
こんにちは、野崎です。
突然なんですが、食ゼミの目的というのがありまして、
それは来年度の新入生に読んでいただく駒場の食についての冊子の作成なんです!
今日の食ゼミでは、冊子にどのような内容をどんな構成で盛り込むかを話し合いました。
食ゼミで学んで伝えたいことはなにか、新入生は何を知りたいのか。
来週の授業には出版と編集の専門の方がいらっしゃるので、そこでアドバイスをいただいて
さらに完成へと進めていく予定です。
先週から、担当教官である渡辺先生の研究室から修士1年の橋場さんと、マレーシアからの留学生ペニーさんが加わって、にぎやかになってきました(^^*)2人とも女性なので、紅一点を脱して嬉しいです(笑)
みんなで鍋をしよう、なんて話が出るなど、とにかくアットホームな食ゼミです。
来週もがんばります!
(文・野崎)
はい 長老の川原佑也です。ここでは生協の小林さんが話してくだった「食堂事業で大切にしたいこと」についてレポートしたいと思います。
みなさん駒場キャンパスにどれくらいの人がいると思いますか。一学年3000人近くいるので全体では6000人は軽く超えるぐらいはいます。6000人の中の約60パーセントの食を提供しているのがこの食堂なんです。
そんな大量な食をどうやって効率的に確実にそして安全に提供するのかということについて小林さんに伺いました。
まずみなさんが毎日食べるお米。北海道の「ななつぼし」というものを使っているそうです。これを各大学生協が協力して共同購入することで安く確実に使うことができるんです。この「ななつぼし」を作っている農家とは深い交流があるみたいで田植え、稲刈り体験もやっているみたいなので興味がある人は一度生協の人に聞いてみるのもいいかもしれませんね。
そしてほうれん草。ちょっと前まで農薬の話で話題になった野菜ですが食堂の多くのメニューで付け合わせとして使ってるんですね。これ日本じゃなくてタイから輸入しているんです。しかもただ今まであったのを輸入したんじゃなくて独自に生産機構も流通機構も開発した結構すごいプロジェクトなんです。突然ですが皆さんフェアトレードって知ってますか。生産者に確実に適正な報酬がいくように工夫された貿易のことですね。生協のほうれん草もこのフェアトレードを実践してるんです。もともとはとても貧しくて困ってたところに生協がほうれん草作りと加工のノウハウを持ってきて現地の人を雇って貧困を解消する。そんな国際貢献のひとつのプロジェクトとしてあるのがこのほうれん草なんです。ただ食べるだけじゃなくてそのことで世界のこと自分たちのことを知ってほしいという大学生協の人の願いが込められた野菜なんですね。
そうやって皆さんが食べているものの原材料の話を書きましたが実際皆さんが食堂で食べるときも生協の人は取り組みをしてらっしゃるそうです。
食堂ではセットメニューの他にビュッフェや小鉢も多くありますよね。あれは自分たちでその日食べる食をコーディネートしてほしいという「食の自立」を考えて作られたものなんです。いつもおなじ定食だと飽きちゃうからたまには自分のお腹と財布と相談しながら自分オリジナルの定食を作ってみるのもおもしろいかもしれませんね。
またほかにもレシートに自分が食べた栄養素やカロリーを表示することで健康管理もできるようにしてあります。私も最近野菜食べてないなーってレシートを見て思って一階のオークスに挑戦してみた記憶があります。
こんな風に生協はただ食を提供するだけでなくそれを通した食育を提供しようと考えてるんですね。教育かってそんなに敬遠せずに最近野菜たべてるかなとかこのお米おいしいけどどこのなんだろうとちょっと興味を持ったときに気軽に利用できる場所として考えてもらえるといいのかなって思います。
ルヴェソンヴェールより
投稿日:2010年12月2日
こんにちわ、「食」ゼミに参加している教養学部文科一類の寺井勝哉です。
これからこのゼミでの活動を随時このブログに更新していきたいと思います。
さて、先日ゼミの一環として、駒場キャンパスにあるフレンチのルヴェソンヴェールでランチをしてきました。ゼミの仲間たちは初めて来たらしいです が、僕自身は夏学期の試験期間中に友人と訪れたことがあり、2回目の訪問でした。1時頃入店したのですが、店内は近所の奥様方や大学関係者の方でずいぶん 賑わっており、学生はやはり少なかったです。やはり、ランチコース800円は学生には厳しいのでしょう。しかし、僕自身の印象としては、ゆっくりとした時 間をすごせることを考えると、時間のある時には利用するのもアリだと思います。例えば、クラスなどのパーティに2階を利用するなど。
今回僕が注文したのは、ウズラをソテーし、付け合わせにきのこなどの野菜をそえたアラカルトのお料理です。ウズラをまるまる一匹使用しており、しっ かり目に焼かれた表面は香ばしく、しかし中は比較的ジューシーでした。骨付きでしたので結構食べにくかったのですが、付け合わせのきのこがいい風味を出し ており、おいしくいただくことができました。また、フランスパンと全粉粒のパンがサーブされましたが、僕は後者がお気に入りでした。
その後、デザートをいただきながらシェフのお話を伺うことができました。シェフは、食事とはただ食べるだけではなく備品や雰囲気なども含めたもっと 包括的なものであるということ強調されており、彼からは料理に対する情熱が感じられました。お国柄ムスリムが多いフランスで修業をされており、ムスリムに 配慮したメニューについても様々な話をしていただけました。大学内に立地していることもあって、週に1度はムスリムの方が来店されるようで、ルヴェソン ヴェールでもお客様の要求には個別に対応するとおっしゃっていました。おそらく、「あそこなら個別に対応してくれる」という安心感をルヴェソンヴェールは 提供しているのでしょう。余談になりますが、シェフのお話で個人的に興味をもったのは、料理にも服などと同様流行があるということです。具体的には、生ク リームなどの動物性脂肪によるこってりとした味付けから素材の味を生かした比較的あっさりとした味付けへの変遷です。近年この手の味付けにこだわるレスト ランが多いのもこのようなことが影響しているのでしょうか。しかし、コクをだすための生クリームの重要性も忘れてはいけないでしょう。シェフは要望に応え てベジタリアン用のコースを作った経験がおありで、限られた食材の中でどう料理していくかといった苦労についても話していただきました。その時の様子か ら、本当に料理が好きなんだなというのが伝わってきて、まさにプロフェッショナルでした。僕の疑問として、野菜だけを使うと、「おいしい」料理に必要なコ クと旨みがどうしても不足するのではないかというのがありましたが、その解決法としては、カブなどを根気よく調理することで得られる野由来のエキスを利用 することなどを挙げていただきました。事前に伝えておけば、いつでも作ってくださるとのことなので、機会があれば是非食べたいと思いました。
寺井 勝哉