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持続可能な開発目標(SDGs)は、ミレニアム開発目標(MDGs)の後継として2015年の国連総会で採択され、17の目標が定められています。MDGsが途上国の貧困削減や社会開発に焦点を当てていたのに対し、SDGsは世界中の国々の経済・社会・環境といったより広い問題を扱います。その広さゆえ総花的であるという批判もある一方、多くのアクターを巻き込めるという利点も指摘されています。
全学自由研究ゼミナール/高度教養特殊演習「SDGsを学べる授業をつくろう」では、SDGsについて高校生が効果的に学べる授業を設計してみることで、SDGsについての自分自身の学びを深めることを目指します。他者に教えることそのものや、オンライン授業を設計する過程での調査や議論は、本人にとって最も身につく学びとなります。また、この授業では「効果的に学べる」ためにアクティブラーニングという手法を用いた授業を設計することを目指します。
また、授業で優秀な授業案を設計した個人・グループは、ワークショップの中で実際に高校生に授業する機会を設けています。