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身近な自然科学体験を通じた批判的思考の育成を主たる目的としています。サロン形式で進行、とてもリラックスした環境で、㋑作業実験、㋺課題(個人)、㋩課題(グループ)の繰り返し、㋥グループ実験・調査の発表に取り組みます。本サロンは、教養としての自然科学講義としての範囲を超え、教員も交えた共同作業の体験や対話を通じ、逆算のアプローチから解放され自由に考える練習、多様性を受け入れアイデンティティを確立する場になりうることを期待し、随時履修生のフィードバックを授業に還元しながら試験的に開講しています。
自然科学サロンは、自然科学という分類が与えられた学問領域での普遍性・独創性への探求、その醍醐味の紹介、と同時に、工学、人文科学、芸術、音楽、歴史、文化、数理科学、時事ニュースなど、異なる領域をも恐れずに自由に飛び回る、そういった気風、“駒場らしい”教養教育の追求を目指したゼミです。セメスター前半は、SalonQという作業・課題とグループ作りを兼ねた交流・ディスカッションを中心に進行します。セメスター中盤から後半にかけては、グループ / 個人で、着目した課題に取り組みます。最終回では、その課題への取り組みを発表します。