身近な環境化学実習

身近な環境化学実習

-身の周りの水を水質調査から科学する-

文理の垣根をなくし、化学実験体験および学生の積極的な議論を目的とした実習授業です。

私たちの生活にとても身近な存在の「水」を科学的に分析して考える集中講義です。キャンパス内の各建物や日本各地の水道水、世界各国のミネラルウォーター、井戸水などを題材に、「水」というテーマの中から学生自らが課題を見つけ、実験を計画、分析試料を選択・採取、実験・考察を遂行します。最終日には、学生同士のピアレビューを取り入れたプレゼンテーションを行い、結果や考察に対する理解を深め議論できる場を設けています。本実習を通して、学生は研究プロセスを体験し、研究の設計や進め方について理解を深めます。

毎年、様々なリソースを提供し、教員の徹底したサポートにより、学生自身の実験プロジェクトを自由に探究できるようになり、好評を得ています。

実習を通して「水」について考えてみませんか?

実習スケジュール

日程AMPM
集中講義前
(任意)
○ 実習日よりも前に採水
○ 経時変化の観察
Day 1⓪ 知識の共有
① 試料選定・サンプリング
② 五感を使って水の状態を調べる(利き水)
③ 定性・半定量分析(簡易分析、パックテスト)
Day 2どんなことを調べるか実験内容を考える③ 定性・半定量分析(簡易分析、パックテスト)
④ 定量分析
⑤ 結果考察
Day 3⑥ 考察、プレゼンテーション資料作成
⑦ 追加実験、文献サーチ
⑧ プレゼン資料チェック
Day 4⑥ プレゼンテーション資料作成
⑨ 発表練習
⑩ プレゼンテーション(ピアレビュー方式)