目的と活動
旧アクティブラーニング部門は、アクティブラーニングを採り入れた教養教育を教育工学の視点から支援することを目的として、2010年度に教養教育高度化機構に設置されました。本部門の主たる活動は、駒場キャンパス17号館内にある「駒場アクティブラーニングスタジオ(KALS)」で展開されていました。
部門の活動は、2007〜2009年度に実施された現代GP「ICTを利用した新たな教養教育の実現」が前身となっています。現代 は、教養学部附属教養教育開発機構の事業として実施されていました。2009年度に教養教育開発機構が役割を終えた後、2010年度からは教養教育高度化機構のアクティブラーニング部門として活動を継続しました。
旧アクティブラーニング部門では、以下の活動を行っていました。
- KALSの運営・管理
- KALSにおける授業支援
- アクティブラーニングに関する情報発信
- AL NEWSLETTER
- 冊子:「+15
- エリザベス・F・バークレイ、クレア・ハウエル・メジャー著(東京大学教養教育高度化機構アクティブラーニング部門、吉田塁監訳)『学習評価ハンドブック―アクティブラーニングを促す授業づくり』(東京大学出版会、2020年)
- 東京大学教養教育高度化機構アクティブラーニング部門編『東京大学のアクティブラーニング―教室・オンラインでの授業実施と支援』(東京大学出版会、2021年)
- そのほかのツールなど
- 教員・TA
- 外部の方をお呼びしてご講演いただく「アクティブラーニング部門セミナー」
- アクティブラーニングを体験しながら学ぶ「KALSワークショップ」
- アクティブラーニングの試行的な実践を議論する研究会「アクティブラーニング・ラボ」
- 教員間のネットワーク構築のための講演会「KALSランチ」
- 模擬国連の授業への効果的な導入方法について検討する「模擬国連ワークショップ」
- オンライン授業におけるアクティブラーニングについて検討するオンラインワークショップ「オンラインでこそアクティブラーニング:1年間のふりかえりと課題解決のヒント」
- アクティブラーニング手法の試行とモデル開発
- 学生がつくる大学の授業 ー反転授業をデザインしよう!
- アクティブラーニングで未来の学びを考える
- 大学教育を変える学びのフィールドワーク
- 伝えるを学ぼう
- SDGsを学べる授業を作ろう
- 模擬国連で学ぶ国際関係と合意形成Ⅰ・Ⅱ
- 国際紛争ケースブックをつくろう
- 働きがいやジェンダーを考える
- 他部門・他部局との連携
- 東アジア藝文書院:全学自由研究ゼミナール「人文・社会科学のアカデミックフィールドを体験する」の共同開発・実施。
- Global FD :外国語を用いた授業を担当する教員対象にワークショップを連携して実施。
- これらの事業は、EX部門にも引き継がれ、さらに強化されています。